TOEICのスコアは単語力に比例する
TOEIC Listening & Reading Testは、リスニングとリーディングを合わせて200問を約2時間で解く試験です。特にリーディングは問題量が多く、最後まで解き終わらない受験者も少なくありません。
時間内に解き切るために必要なのは、単語を見た瞬間に意味が分かる力です。TOEICには、会議、出張、契約、人事など、ビジネスの場面に特有の単語が繰り返し登場します。これらを知っているだけで、読むスピードも正答率も大きく変わります。
リスニングでも、知らない単語は聞き取れません。スコアアップへの最短ルートは、TOEICに出る単語を確実に覚えることです。
TOEIC対策でネギタンを使うコツ
TOEICのPart 5(短文穴埋め)は、語彙問題が大きな割合をしめます。選択肢の単語の意味を一瞬で判断できれば、Part 5を短い時間で解き終え、そのぶん長文のPart 7に時間を回せます。
ネギタンの4択クイズは、正解の理由とビジネスの例文、まぎらわしい単語とのちがいまで表示します。1回10問なら数分で終わるので、毎日1回、通勤・通学の電車の中で続けるのがおすすめです。連続正解のコンボやスロットの大当たりなど、ゲームとして楽しめるしくみもあるので、単語の暗記が苦手な人でも続けやすくなっています。
覚え方のコツ
通勤・通学のすき間時間に、少しずつ取り組むのがおすすめです。分からない単語が出てきても気にせず、どんどん先に進みましょう。間違えた単語こそ、新しく覚えるべき単語です。
単語は発音といっしょに覚えると忘れにくくなります。日本人が苦手な L と R の発音は、下の「L と R の発音のコツ」を参考にしてください。
👅 L と R の発音のコツ(舌の位置)
日本語の「ラ行」は、舌先で歯茎を一瞬はじく弾き音([ɾ])で、英語の L とも R とも異なります。そのまま発音すると、ネイティブにはどちらとも判別しにくい音になります。舌先が歯茎に触れるかどうかが最大の違いで、さらにはじかずに音を持続させられるかが聞き取られる発音への分かれ目です。
L(エル):舌先を「つける」
- 舌先を上の前歯の裏の歯ぐき(歯茎)にしっかり当て、舌の両側から声を流す「側音」です(発音記号 [l])。日本語のラ行のように一瞬ではじかず、当てたまま声を出す時間を作ります。
- 子音+L(applicant、client、flight など)は、間に母音「ウ」を挟まず、前の子音を出す時点で舌先を歯茎に当てておきます。
- 語末や子音の前の L(schedule、deal、hotel など)は、舌の奥が盛り上がる「暗い L(dark L、[ɫ])」になり、「ォ」「ゥ」に近く聞こえます。カタカナの「ル」をはっきり言わないのがコツです。
R(アール):舌先を「どこにもつけない」
- 舌先を口の中のどこにも触れさせず、少し奥へ引いて反らせるか、舌全体を奥に引いて盛り上げます(発音記号 [r]、より精密には [ɹ])。唇を軽く丸め、「ゥ」の構えから入ると安定します(receipt は「ゥリシート」のイメージ)。
- 子音+R(branch、brochure、presentation など)も、間に「ウ」を挟まず、前の子音の時点で舌の形を作っておきます。
- 母音のあとの R(order、quarter、report など)は、R の音色を帯びた母音 [ɚ]・[ɝ] になり、舌を丸めたまま「アー」とこもらせます。イギリス発音ではこの R を発音しないことが多い点も覚えておきましょう。
TOEIC頻出の単語で練習しよう(ボタンで発音を確認できます)
L と R の両方が入る単語:relocate(リロケイト)は、語頭の r で舌を丸め、続く l で舌先を歯茎に当てます。オフィス移転や転勤の話題で頻出の語です。同じく r と l を含む payroll(給与支払い)もあわせて練習しましょう。
まちがえると別の単語になる例:collect(集める、回収する)と correct(訂正する)、late(遅れた)と rate(料金、割合)。舌先が触れるかどうかで意味が変わります。
💡 練習法:鏡の前で口を少し開けて言ってみましょう。L は舌先が歯の裏に見え、R は舌先が見えずに奥に引っこんでいればOKです。TOEIC のリスニングにはアメリカ・イギリス・カナダ・オーストラリアの話者が登場します。イギリス・オーストラリア発音では母音のあとの R(order、quarter など)を発音しないことが多いので、クイズの「イギリス発音」の音声でも聞き比べておきましょう。