TOEFLはアカデミックな単語力が鍵
TOEFLは、英語圏の大学・大学院への留学を目指す人のための試験です。講義やキャンパスでの会話、学術的な文章が題材となり、生物学、歴史、天文学など幅広い分野の単語が登場します。
留学先では、毎週大量の文献を読み、講義を聞き、レポートを書くことになります。TOEFLで求められる語彙は、その生活を乗り切るための最低限の語彙だと言えます。
読む・聞く・話す・書くの4技能すべてで高得点を取るには、読んで分かるだけでなく、自分で使える単語を増やすことが欠かせません。
覚え方のコツ
話す・書くときに使える単語を意識して増やしていきましょう。分からない単語が出てきても気にせず、どんどん先に進みましょう。間違えた単語こそ、新しく覚えるべき単語です。
単語は発音といっしょに覚えると忘れにくくなります。日本人が苦手な L と R の発音は、下の「L と R の発音のコツ」 を参考にしてください。
👅 L と R の発音のコツ(舌の位置)
日本語の「ラ行」は、舌先で歯茎を一瞬はじく弾き音([ɾ])で、英語の L とも R とも異なります。そのまま発音すると、ネイティブにはどちらとも判別しにくい音になります。舌先が歯茎に触れるかどうか が最大の違いで、さらにはじかずに音を持続させられるか が聞き取られる発音への分かれ目です。
L(エル):舌先を「つける」
舌先を上の前歯の裏の歯ぐき(歯茎) にしっかり当て、舌の両側から声を流す「側音」です(発音記号 [l])。日本語のラ行のように一瞬ではじかず、当てたまま声を出す時間を作ります。
子音+L(climate、platform、glucose など)は、間に母音「ウ」を挟まず、前の子音を出す時点で舌先を歯茎に当てておきます。
語末や子音の前の L(fossil、molecule、colony など)は、舌の奥が盛り上がる「暗い L(dark L、[ɫ])」になり、「ォ」「ゥ」に近く聞こえます。カタカナの「ル」をはっきり言わないのがコツです。
R(アール):舌先を「どこにもつけない」
舌先を口の中のどこにも触れさせず 、少し奥へ引いて反らせるか、舌全体を奥に引いて盛り上げます(発音記号 [r]、より精密には [ɹ])。唇を軽く丸め、「ゥ」の構えから入ると安定します(research は「ゥリサーチ」のイメージ)。
子音+R(predator、membrane、fracture など)も、間に「ウ」を挟まず、前の子音の時点で舌の形を作っておきます。
母音のあとの R(research、larva、universe など)は、R の音色を帯びた母音 [ɚ]・[ɝ] になり、舌を丸めたまま「アー」とこもらせます。イギリス発音ではこの R を発音しないことが多い点も覚えておきましょう。
TOEFL頻出の単語で練習しよう (ボタンで発音を確認できます)
L と R の両方が入る単語: laboratory (ラボラトリー)は、語頭の l で舌先を歯茎に当て、続く r(アメリカ発音では [ˈlæbrətɔːri] と2回)で舌を丸めます。講義(lecture)で頻出の語なので、literature(文学)や agriculture(農業)もあわせて練習しましょう。🔊 laboratory
まちがえると別の単語になる例: flame (炎)と frame (枠組み)、pilot (操縦士)と pirate (海賊)。舌先が触れるかどうかで意味が変わります。
💡 練習法:鏡の前で口を少し開けて言ってみましょう。L は舌先が歯の裏に見え、R は舌先が見えずに奥に引っこんでいればOKです。TOEFL の Speaking では「聞き手が理解しやすいか」が評価されるので、専門用語ほど L・R を正確に発音しましょう。