英検準2級は高校英語への入口
英検準2級は高校中級程度とされ、3級から大きくレベルが上がります。長文の話題も、環境・健康・テクノロジーなど社会的なものが増え、それを表す抽象的な単語が必要になります。
3級までは何となく読めていた人でも、準2級では知らない単語が続出して手が止まる、ということがよくあります。その壁を越える方法は、単語を増やすことしかありません。
準2級の単語は、高校英語や大学入試の基礎となる語彙です。ここで覚えた単語は、その先の2級・準1級でも、共通テストでも生き続けます。
覚え方のコツ
長文で出会う単語を覚えるつもりで、毎日少しずつ取り組みましょう。分からない単語が出てきても気にせず、どんどん先に進みましょう。間違えた単語こそ、新しく覚えるべき単語です。
単語は発音といっしょに覚えると忘れにくくなります。日本人が苦手な L と R の発音は、下の「L と R の発音のコツ」を参考にしてください。
👅 L と R の発音のコツ(舌の位置)
日本語の「ラ行」は、舌先で歯ぐきを一瞬はじく音で、英語の L とも R とも違う音です。そのまま発音すると、どちらにも聞こえにくくなります。舌先が歯ぐきにつくかどうかが最大の違いで、さらにはじかずに音を伸ばせるかがポイントです。
L(エル):舌先を「つける」
- 舌先を上の前歯の裏の歯ぐきにしっかり当て、舌の両わきから声を流します(発音記号は [l])。日本語の「ラ」のように一瞬ではじかず、当てたまま声を出す時間を作ります。
- pl・bl・cl・fl・gl のような子音+L(apply、complain、publish など)は、間に「ウ」を入れず、前の子音の時点で舌先を歯ぐきにつけておきます。
- 語末や子音の前の L(medical、physical、vehicle など)は、舌の奥が少し盛り上がった「暗い L」になり、「ォ」「ゥ」に近く聞こえます。「メディカル」の「ル」をはっきり言わないのがコツです。
R(アール):舌先を「どこにもつけない」
- 舌先を口の中のどこにもつけず、少し奥へ引いて丸めます(舌先を反らせても、舌全体を奥に引いてもOK。発音記号は [r])。唇を軽くすぼめ、「ゥ」の構えから入ると安定します(rare は「ゥレア」のイメージ)。
- pr・br・tr・dr・fr・gr のような子音+R(produce、profit、prevent など)も、間に「ウ」を入れず、前の子音の時点で舌を丸めておきます。
- 母音のあとの R(earn、expert、major など)は、舌を丸めたまま母音そのものを「アー」とこもらせます(アメリカ発音。イギリス発音ではこの R を発音しないことが多い)。
英検準2級の単語で練習しよう(ボタンで発音を確認できます)
L と R の両方が入る単語:rural(ルーラル)は、r → r → l と舌を「丸める → 丸める → つける」と動かす、ネイティブでも言いにくい単語です。最後の l は舌先を歯ぐきにつけて「ォ」とこもらせます。ゆっくり分けて言ってから、少しずつ速くしましょう。
まちがえると別の単語になる例:cloud(雲)と crowd(群衆)、law(法律)と raw(生の)。舌先がつくかどうかで意味が変わります。
💡 練習法:鏡の前で口を少し開けて言ってみましょう。L は舌先が歯の裏に見え、R は舌先が見えずに奥に引っこんでいればOKです。二次試験(面接)の音読では、L と R をていねいに区別するだけで聞き取りやすさがぐっと上がります。