逗子田越村(たごえむら)新聞
古い記事一覧

1から78までの記事一覧です。1996年から2001年12月31日までのものです。

「だれが書いてんだ、こんなもん」という趣旨のファンレターがありましたので、あらためてここではっきりさせておきます。

書いているのは、私(根岸治郎)です。

ついでに、これが飼っている犬のテツです。

スクーターの後を追いかけて走っています、よく、そこら辺を。

あ、死んじゃいましたテツは、年取って。逗子 てつ テツ

78. 牛舎
釣り堀の近くに牛舎がありました。牛舎ですから当然ここには牛が飼われていました。火事で焼けてしまいました。
77. 釣り堀
法性寺のそばに釣り堀がありました。もうやめちゃったみたいです。
76. バット工場
線路向こうにバット工場がありました。私の言う「線路向こう」とは、自分が住んでいるところから横須賀線の線路をはさんで向こう側、ということですから、久木小学校などのある側を指します。ここに野球の木製バットを作る工場がありました。頼めば自分だけのバットを注文することができました。今でもあるのかなあ。
75. 湘南国際村と湧き水
葉山を過ぎると長者ヶ崎です。このまま三浦半島の西海岸を南下します。久留和を過ぎて秋谷に至る手前を少し山側に入ったところに子安の里という場所があります。ここは美味しい湧き水で知られていました。近隣の人達が水を汲みに来ていたところです。しかし「湘南国際村」という不可思議な名前の分譲地の造成後に水質が変わってしまったようです。「しかたなしに今ではスーパーで水を買っている」と葉山在住のあるご婦人がこぼしていたとのことでした。検索してみたら「ちょいと観光」というウェブページにここの水を水質検査した結果が掲載されていました。
74. すもうナンバー
自動車のライセンスプレートに「相模」と記されたものが結構走っていました。このナンバーをつけた車を見かけたら要注意でした。ここら辺の地元の車ではなくてどこか内陸の方から遠征してきていたようです。割り込む、車間距離をつめてくる、窓からゴミを投げ捨てる、ドアを開けて唾を吐くといった不思議な習性の一群です。字が似ていることから、またその凶暴性に敬意を払って、よく「すもうナンバー」と呼ばれていました。この頃見かけないなあ、と思っていたら、その大半が「湘南」ナンバーになったのだそうです。まあ、そんなもんでしょう、「湘南」とやらの正体は。
73. おさるばたけ
法性寺の裏手の山がお猿畠です。日蓮が猿に助けてもらった場所だということです。尚、ここの洞窟に乞食がたくさん住んでいた様子が、森谷定吉氏の「文学にみる逗子」に書かれています。
72. 姥子台
「うばごだい」と読みます。小坪から飯島に抜ける途中にあります。不思議な地名です。昔から独特の雰囲気を感じる場所です。
71. 貝屋のおじさん
金沢八景から「貝屋のおじさん」がよく貝の佃煮を売りにきていました。行商に立ち寄ったときにお酒を出してあげると、実に美味しそうに、一気に飲み干したものでした。
70. 堂々の(本人いわく「細々の」)ウェブサイト
久木郵便局隣、すみれ屋のはす向かいに逗子動物病院があります。ここの大将の勝さんがおもしろいウェブサイトを作りました。「拾った本」という斬新な切り口には脱帽です。どうりでこの頃捨ててある本が少ないなあ、と思ってたらこんなに身近なところに競争相手がいたのか。ま、勝さんは硬い本を専門にしているようなので、私への被害はほとんどありませんけど。このウェブページ、もうないのかな。
69. 消えたホカ弁

いつの間にか池田通りのホカ弁屋さんがなくなってしまいました。洋服屋さんになりました。ホカ弁屋さんができる前、つまり20年近く前、までは逗子で弁当を売っていたのは国鉄逗子駅の大船軒だけだったと思います。池田通りのホカ弁で別売りメニューだったスパゲティサラダがちょっと好きでした。店先で注文を取ってくれたおばさんも懐かしいなあ。

68. 元気な人専用のJR逗子駅
JR逗子駅は恐るべき構造で、2000年10月現在でエスカレーターがいまだに設置されていません。脚の悪い人、階段がうまく昇り降りできない年寄り、車椅子の利用者などには非常につらい。「つらい」と言うより利用不可能ね、この時代遅れの施設は。実際に、JR逗子駅の階段が障壁となって、仕方なく鎌倉駅を使っている逗子住人がいることなんか考えたことがあるのか、コラッ!駅前に直営のコンビニなんか作るより先にやることがあったんじゃないのか?!名前を国鉄からJRに変えてみたところで、親方日の丸の間抜けさ加減は筋金入り。2021年です。さすがにエスカレーター、設置されています。
67. こわい踏切
何人も電車にはねられて死んでいる怖い踏切があります。それは、ここら辺では知らない人のいない「堰場(せきば)の踏切」です。久木にあります。ワットマンと三崎石油の間の細い道がJRの線路と交わるところです。2021年現在、ここにはちゃんと遮断機が設置されています。
66. 韓国の総菜
逗子郵便局(本局)そばの「ハマヤ電気」の裏に「キムチ工房」という韓国総菜のお店ができました。 以前には自然食のお店のあったところです。ここ、お弁当もやっています。美味しいです。 野中麻衣子さんから教わりました、この「キムチ工房」。2021年、このお店、もうありません。
65. 屋号
逗子、小坪、葉山などでは古い家だと屋号があったりします。「ソエム」、「タエム」など、外国語 のような屋号もありますが、これは、それぞれ、「そえもん」、「たえもん」、のことです。
64. 文学にみる「逗子」
郷土史家の森谷定吉さんが本を出しました。A5判、160頁、60項目、価格は1000円です。 森谷さん(0468-71-3524)から直に購入すると消費税分はおまけしてくれます。もしくは田中本屋さん(0468-73-0520) に頼むと自宅まで届けてくれます。2021年、田中本屋さんは廃業してしまっています。
63. ピストル強盗
1999年10月15日に横須賀のサークルKに押し入った二人組の強盗が拳銃をもったまま逃走し、逗子で車を乗り捨てて桜山に逃げ込みました。警察がヘリコプターを飛ばしたりの大捕物でしたが、夕方までには二人とも逮捕されました。
62. 「なんだこの野郎」が市長に

車を歩道にのりあげて、それも右側駐車して、街頭演説をしていたのでそれを注意したら逆に脅された、というのはなんと私の弟です。で、「なんだこの野郎」とその迷惑駐車の車から出てきてすごんでみせた馬鹿野郎はめでたく市長に当選したナガシマなんたらとかいうアンチャンでした。あ、こいつの名前、町によくある立て看板に書いてありました。「長島一由」です。 そういえば、テレビ屋(かたぎの電気屋さんのことではありません、もちろん)と政治屋というのは根拠のない異常な特権意識を共有している点において同類なのかもしれません。

61. たからや
新宿3丁目の「スーパーたからや」は本当に小さなスーパーですけど、ちょいと買い足したりする時に便利です。野菜がいいです、ここ。店主がじかに藤沢の市場から買い付けてきます。地の野菜、果物なので味が濃くて上等です。電話番号は046-871-2381。
60. 外人牛乳
不思議な名前の牛乳ですが、たしかに「外人牛乳」と呼ばれる牛乳がありました。おそらく紙の容器に入った牛乳のハシリだと思います。売っていたのは池田通りの明治ミルクプラントでした。赤と白の大変美しい印刷で、能書きはほとんど英語で書かれていました。味は濃くて美味しい牛乳でした。「外人牛乳」という名称の由来ですが、外国産の牛の乳が原料だったわけではないと思います。まだあるのかなあ、あれ。
59. こしまき(腰巻き)
小坪にはおもしろい地名が残っています。「こしまき」という山があって、これには伊勢山という名前もあるようです。「こしまき向原」という地名もその隣にあります。これは郷土史家の森谷定吉さんが教えてくださいました。「子つぼ」に「腰巻き」とはいかにもよくできた話です。
58. 騒音選挙
大半の候補者が車に乗って朝から晩まで拡声器で自分の名前を連呼しながら小さな町をグルグル走り続けるといういかにもアジア的な伝統がしっかりと受け継がれています。たぶん、一番大きな声を出した奴が一位当選になる、というルールでもあるのではないかと思われます。
57. セメントづけ
この頃逗子で流行っているのは山肌をセメントで塗り固める工事です。木を切り倒して、崩れる心配のない山肌にしっかりとセメントを塗っていきます。はっきりとした意図は不明なのですが、おそらく、なるべく樹木を減らして花粉の害から市民を守ろうという公共事業ではないでしょうか。
56. キングの駐車場
どの係員だか分かりませんが、キングの駐車場で大変不親切な応対をされて不愉快な思いをした、との苦情を聞きました。2021年現在、とっくにキング、もうありません。
55. 親切な駐車場
駐車場が親切なわけではないんですけれど、OKストア(スーパーです)駐車場のおじさんはとても感じがいいです。運転が下手くそな人が駐車で苦労しそうになると一生懸命助けてくれます。「右に回せ、左にきれ、そのまま、真っ直ぐ」など、的確に指示してくれます。うーん、OKが移転してからは駐車場専門のおじさん達はいません。
54. 市会議員は無給にすべき
小さな田舎町のことですから、全員無報酬にするべきです。何十人もの議員が専従でやってみせるほどの仕事量ではありません。住民有志がそれぞれの生業を終えた夕方などに議会を開いて相談すればいいのです。無給の奉仕が本来の姿です。ひょっとして議員一人に1000万円以上支給しているのではないでしょうか。もしそうであれば、正気の沙汰ではありません。
53. 市役所の人件費
市の予算の中で市役所に勤める職員の人件費がどれくらいの割合を占めているものか、毎回の逗子公報できちんと市民に知らせるべきです。そして市民は雇用主なのですから、市役所の人件費膨張を見張っている必要があります。
52. すみれ屋
昔から駄菓子屋で圧倒的に強いのは久木郵便局前にある「すみれ屋」です。この近所の子供たちは必ず「すみれ屋」に行って菓子を買うことになっています。大人になると、やはり「すみれ屋」に行って、今度は煙草を買います。すみれ屋のおばさんは猫が好きです。尚、すみれ屋さんはテレビの取材などは断固拒否です。「写真も用心が悪いから撮らないで」とのことなので、撮影不可です。2021年現在、すみれ屋さんは廃業です。
51. ナスとキュウリ
夏においしいなすときゅうりを買うなら、本通りと亀ケ岡神社の間に出ているお百姓さんのマーケットがお勧めです。ものが新鮮です。特になすがおいしい。別に安かないな、しかし。やっぱし池田通りの「うらら」で買います。2021年現在、「うらら」は廃業です。
50. 彫刻
旧国鉄逗子駅前に引き取り手のない金属のかたまりがありますが、これはどうやら彫刻のようです。ですから粗大ゴミの日が来ても市役所がもっていってくれはしません。2021年現在、これ、確認していません。まだあるのかな?
49. おいしい弁当屋
実は、これがあるのは逗子ではなくて鎌倉です。材木座の「バニー」がよろしい。光明寺と材木座海岸入口の間にあります。量がたっぷり入っていておいしい。そして、よくそこら辺の弁当に入っているような「食べられない」へんてこなおかずが入っていません。たとえばピンク色の大根とか強烈に甘い豆とか。2021年現在、バニーの店頭販売は終了、って聞きました。
48. タカノ肉屋
池田通りのニュージャーマン隣のタカノ肉屋は、総菜が上手です。豚カツと焼き豚がおいしい。タカノ肉屋の「たかの」は越後長岡の名字です。おじさんに伺ったら、「長岡の在だ」とのことでした。2021年現在、もうとっくにタカノ、ありません。
47. フルーツパーラー
本通りに吉田屋フルーツパーラーがありましたが、なくなってしまいました。フルーツパフェが楽しみだったのに、残念です。果物の店売りはまだ健在のようです。
46. フリーマーケットとベンツ屋さん
逗子マリーナ(小坪の埋め立て地)で時々、がらくた市のような催しがあります。本来は「蚤の市」ですから "Flea Market" ですが、新聞に入ってくる折り込みチラシには "Free Market" と書いてありました。掘り出し物はあっても、もちろん"Free" (無料)ではありません。久木のベンツ屋さんでは、窓に「閉めろ」"Close" と書いてあります。「閉店してます」の "Closed" なら納得できますが、お店屋さんに「閉めろ」と言われても困ってしまいます。あ、このヘンテコな標示、撤去されたようです。めでたし、めでたし。
45. 「ちっこう」 と「水道みち」
葉山マリーナのある辺りの地名は「あぶずる」(鐙摺)で元からある港の名前は「ちっこう」です。漢字で書くと「築港」となります。地図にある「葉山港」という呼び名は使われません。逗子には「すいどうみち」(水道路)と呼ばれる道が何本かあります。話し手の言う水道みちがどの水道みちを指すかは、大体本人の家の近くの「水道みち」のことだと思って間違えありません。郷土史家の森谷定吉さんによると、名越から久木のワットマン前を通って、さらにJR逗子駅、その先は東逗子、さらには横須賀にまで続くこの「水道路」は海軍がひかせたものだそうです。
44. あんかけチャーハン
本通りにある仙満亭の「あんかけチャーハン」がおいしい。
43. チャーシューワンタンメン
なぎさ通りの日満亭は「チャーシューワンタンメン」が上手。
42. ロシア人の八百屋さん
兄弟でやっているロシア人の八百屋さんが本通りで店をはっていました。いつ頃からかなくなってしまいました。
41. カタ仮名横文字名称
駅前のマクドナルドの他にカタ仮名・横文字の名称は、JR・マリーナ・ハイランド・JA(農協:葉山ですけど)などなど。いつから植民地になったんだ、コラッ!2021年現在ですが、片仮名と横文字の屋号、さらに増殖中です。
40. 「町に行く」とう言い方
久木、新宿などから逗子の商店街・駅方面へ出ることを「町に行く」と言います。この言い方は今でも地元では使われています。
39. 湘南サナトリウム
小坪に豪華な看護施設付きの養老院がありますが、以前は結核治療が専門の「湘南サナトリウム」でした。子供の頃、この前を通る時には息を詰めて一気に走りました。
38. 郷土史家
久木のモリヤ印刷(電話:0468-71-3524)の森谷定吉さんは郷土史家です。逗子についての色々なことを小冊子に書き記しています。
37. 魚の行商
小坪の切通しを通って小坪から逗子の町に魚を自転車で行商にくるおじさん達が以前はたくさんいました。この頃では見かけません。小坪の切り通しを下ってくる自転車のブレーキががキーキーと音をたてて聞こえたものでした。
36. 諸星畳屋
逗子の諸星畳屋さんの奥さんの「ともちゃん」がインターネットに熱心で畳屋さんのサイトと「朋ちゃんの探検」というサイトを主催しています。ありゃ、もうこのウェブサイトなくなっちゃったな。 その代わり、諸星畳屋さんのサイトを発見。お店は池田通りとなぎさ通りが交わるところのすぐそばです。
35. 本屋
田中本屋さんは注文を受けて配達をするのが専門です。店には少ししか本を置いていません。電話で注文すれば、本を探して届けてくれます。配達代金などは掛かりません。電話は、0468-73-0520です。「英語塾の根岸の紹介だ」と言ってみてください:別にまけてくれません。船越の出身です。あと一軒、なぎさ通りの駅近くにある聖文堂のおじさんは割と書物には無頓着です。ぶっきらぼうだけど、いい親爺です。夏は軽装でランニングシャツ一枚のことが多い。兵隊にとられて中国で馬の係をしていました。残念ながら2001年の6月に廃業してしまいました。また、今ではこれも廃業してしまっている松林堂のおじさんは、「こわい」ということで有名でした。立ち読みなんかしているとハタキかけられたり水まかれたりしちゃうのね。気合いが入っていたなあ。2021年現在、田中本屋さんも聖文堂も、そしてもちろん松林堂も姿を消してしまいました。
34. トミタヤ
桜山の生協と池子の弾薬庫(米軍住宅)の間にあるトミタヤは、その名の通り「トミさん」がやっています。台所用品・衣料・輸入雑貨など、本人に似あわずしゃれたものを置いています。「根岸の紹介だ、インターネット割引をするそうだけれど」と言ってください:まだ本人には話していませんけど、多分まけてくれると思います。見てやってください。ネットでの通販、好調のようです。
33. 逗子初のエスカレーター
相鉄ローゼン(相高)の一階から二階へ上がるエスカレーターが逗子に初めて登場したエスカレーターです。たぶん、35年くらい前のことです。ちょっとデパートのようでした。鎌倉での初めてのデパートらしい店は駅前の西部百貨店でした。今ではなくなって銀行かなにかのつまらない店になっています。あ、「相鉄ローゼン」、なくなっちゃいました。で、そのあとは薬局になりました。市民の平均年齢が高いので、薬局が多くなってきました、この頃。
32. 横広がり
逗子開成は伝統のある学校で、登下校時には大勢の生徒が道幅いっぱいに横広がりになって歩くというおもしろい習性が昔から受け継がれています。
31. 八百屋
池田通りの「うらら」、そして、なぎさ通りの「市川八百屋」。本通りの「八百信」は消費税をとらないところが好感もてます。品物も確かです。あとは、本通り奥の「お百姓さんマーケット」。呼び込みがちょっと」しつこいので敬遠されることもあります、このマーケットは。開成の前にある八百屋さんも便利。穴場は新宿3丁目の「たからや」。
30. ミルクプラント
池田通りのファミリーマートが今ある場所あたりに明治牛乳の「ミルクプラント」という喫茶店のようなものがありました。そこで席について牛乳などを頼んで飲むことができました。今はありませんが、40数年前には確かにありました。こないだ見たら、まだミルクプラントの看板がかかっていました。2021年現在、さすがにミルクプラントはないみたい。
29. 地元にしか分からない地名
商売をやめてしまったお店の屋号はまだ地名として地元では通用しています。内田薬局・川戸自動車・春日堂・チキンアサヒ・安藤馬方の家・自衛隊官舎・サナトリウム・松栄楼・すすきの宿・なぎさホテル・牛舎・養神亭・魚時・こいと菓子店・野中医院・高橋商店・すみれ屋・ハマヤガラス・三井屋などです。
28. 歩道で商売をする店
歩道に商品を並べて通行人の邪魔になっている商店があります。池田通りのミヨシストア(衣料)は昔から一貫して歩道に商品を展開する不思議な商売です。夜店じゃないんだからね、ケシカラナイことだ、と憤慨しつつ、それでも安いのでフラフラと買ってしまったりします。2021年現在、とっくにミヨシストア、なくなっちゃいました。
27. 第一勧業銀行
今では「みずほ」という屋号に看板を掛け替えた「第一勧業銀行」ですが、数年に渡り現金輸送車を必ずなぎさ通りの入り口に停車させて現金の運び込み・運び出しを行っていました。すれ違いが出来ないほど道路が狭く、後続の車が全く通れずに渋滞してしまっても「どこ吹く風」でした。あまりの事に怒鳴り込んで停車位置を変更させました。異常な神経としか言い様がありません。
26. ニュークイック
本通りのキングプラザにニュークイックと魚屋さん・持ち帰り寿司やさんが入っています。ここの会計に感じの良いおねえさんがいました。ありゃ、 このお姉さん、やめちゃったみたいです、もう。でも、感じの良いお姉さん2代目が頑張っています。2021年現在、もうニュークイック、逗子にはありません。
25. 引き揚げ者のマーケット
JRといういかがわしい名前になってしまった国鉄の逗子駅のそばに「引き揚げ者のマーケット」というものがありました。なぎさ通りに面していました。
24. 不思議なお菓子
逗子・鎌倉あたりで昔から流通している不思議なお菓子があります。豊島屋の鳩サブレーという古風なクッキーです。お年賀やちょっとよそのお宅を訪問する時の手土産に重宝されています。不思議なことに「これが好物だ」という人はあまり知りません。それにもかかわらずグルグルと流通し続けます。おっと、「これ、好き」って言ってる人いました、やっぱり。
23. 小坪:地名の由来
その地名の語源は「子壷」であると私は勝手に推測しています。すなわち子宮です。おそらく湾の形からの連想が元となっていることと思われます。ただし、だれもこんな事を言っている人は他にいません。
22. 定食
石渡薬局のはす向かいにある「つくし」。ここの揚げ物が上手です。あと、「はらみ」がおいしい。各種定食がおすすめ。
21. ジャージャーメン
本通り、駅近くの紅欄。ジャージャーメンがおいしい。大盛を頼むとソバが倍。無理に特大盛を注文するとソバが3倍。これは苦しい。ありゃ、紅欄、なくなっちゃいました。モスバーガーになっちゃったのかな。
20. 刺身定食
小坪の魚佐次。臨時休業は随時(ただし店の前に掛けてあるカレンダーにその月の休業日が書いてあります)。子供の運動会なんかの時にはもちろんいさぎよくすっぱりと臨時休業です。
19. 焼き肉
葉山の友琉館(朝鮮焼き肉)。逗子から行って一つ目のトンネルを過ぎ、交差点をそのまま真っ直ぐに進んで、すぐ左側。文句無しにおいしい。
18. うなぎ屋

なぎさ通りの駅に近いところにある「ひさご」。ここの親方は昔ハーレーに乗って出前をしていました。犬をかわいがっています。犬の名前は「クーちゃん」です。 クーちゃんの先代はレオちゃんでした。ありゃ、「ひさご」の大将、亡くなっちゃいました。八戸出身の良い人でした。今では息子さんが店を継いでいます。こないだ食べたら味は先代譲りの確かなものでした。2021年現在、もうとっくに「ひさご」なくなっちゃいました。

17. 回転寿司
逗子には回転寿司はありません。お薦めは、追浜の西友地下にある「かりがね」です。ほとんどが一皿100円で、しかもおいしい。2021年現在、OKのほぼ隣にかっぱ寿司があります。
16. 本通り
現在「銀座通り」というあまりにも情けないほど田舎臭い名前で呼ばれている通りの本当の名前は「本通り」です。水曜日と日曜日には閉店しているお店が多いのがこの商店街の特徴です。
15. 映画館
逗子には3軒の映画館がありました。最後まで頑張っていたのは、東映の映画館でした。60年以上前にはこの映画館の前に小さな売店までありました。山口さんチのユキちゃんがこの売店で売り子をして、私がそれにくっついて行ったような記憶があるんですけれど、何しろ60年近く前の出来事なので思い違いかもしれません。京浜急行がズルをしてなくしてしまった「逗子海岸駅」の前にありました。
14. 大鍛冶屋
本通りをちょっと入ったところに鍛冶屋があって、「大鍛冶屋」と呼ばれていたということですが、 これは戦前の話です。
13. 馬方
安藤馬方が荷車を馬にひかせて運搬業をしていたのもそれほど昔のことではありません。
12. 朝鮮人部落
朝鮮半島出身の人達が住んでいる部落がありました。焼き場の下あたりで廃品回収業などをしていました。
11. 引き揚げ者の寮
満州から引き揚げてきた人達のための寮がありました。久木中学校の近くでした。
10. はげ山
久木と鎌倉側の間にある山を切り崩してはげ山にしてしまいました。あとからそこに出来た団地に入った人達が「逗子の緑を守る会」といったようなものを結成したのは環境にやさしい美談といえましょう。
9. 亀ヶ岡
亀ヶ岡という地名はありませんでした。ただの山でした。うさぎがよく獲れたところです。
8. ケーキ屋(珠屋ほか)
「しにせ」は本通りの珠屋(たまや)です。ここのストロベリーショートケーキとシュークリーム・エクレアがお薦めです。ピーチロールも有名。味も雰囲気もすべてにおいてレトロの一言に尽きます。珠屋の人達は犬が好きです。茶屋は、ケーキの大きさが豆のように小さいくせに値段が高いです。ただし結構おいしい。新参でも頑張っているのがサン・ルイ島。ニュージャーマンは、アイスクリームがお薦め。ただし、古い霜のついたようなアイスクリームを平気で売った罪と、そして会計を済ませた婦人を勘違いして万引き呼ばわりをしてしかもきちんとそれについて謝らなかったので大幅に減点。減点、というよりは完全に番外となりました。もう入らない。
7. スーパー
文句なしに、なぎさ通りのOKが一番。値段が正直です。店内が小さいので買い物がしやすい。食料品は地下、酒が1階、乾物・雑貨は2階になりました。エレベーターがついて便利になりました。ここに、ちょっと怖い感じのレジのおばさんがいますが、テキパキしていて根はとってもいい人なんです。駐車場のおじさんも非常に親切。2021年現在、OKは移転して大型店舗になりました。旧OKでレジを売っていたお姉さん達がまだ何人か元気に働いています。
6. 日本人オフリミットの海岸
なぎさホテル前の海岸は、進駐軍がのさばっていた敗戦後には、日本人の立ち入りが禁止されていました。近年になって夏になると救助・監視員が米軍からも派遣されて海岸にいるけれども、正直言ってあまり気分がよろしくない。
5. 池子と万引き
米軍住宅になってしまった池子ですが、付近の商店では米軍住宅に住む家族の子供たちによる万引きの被害が続出しています。なにが国際親善だ、コラ!
4. 披露山宅地
宅地の方は元は畑でした。何箇所か「肥溜め」がありました。公園にある展望台はご承知のように高射砲の台だったということです。公園には猿がいます。台湾猿か日本猿かは不明。あ、確認したところニホンザルでした。飼育員さん達がとてもよく動物の世話をしてくれています。
3. 校内暴力
以前、久木中学校では地区別の陰湿ないじめがありました。集団で暴行する卑怯さは、今も昔も変わってはいないでしょう。「昔の子供たちの喧嘩にはルールがあった」といった類のコメントはインテリが口にする根も葉もない夢物語です。
2. 逗子のタクシー
運転手の態度が悪いことで有名です。特に菊池タクシー。あえて名指しで言い切ります。例外的に感じの良い運転手さんもいます。しかし全体にあまりにも気分が悪いのでわざわざ鎌倉駅で降りて、鎌倉側のタクシーを拾う人がいるくらいです。「運転手がこわいからタクシーに乗れない」という婦人達の声があることなんか菊池タクシーには届いていないんだろうねえ。2021年現在、菊池タクシー、大幅に改善されました。若旦那(もうそれほど若くはないようです)の手腕でしょう。介護の資格をもった運転手さんまでいるようです。
1. 命懸けの駐輪場
旧国鉄逗子裏駅の市営駐輪場はずぼらな設計が祟って、利用するのが命懸けです。階段の両側にある溝にスクータのタイヤをはめて上り下りする構造ですが、出っ張っている柱に必ずぶち当たる不思議な構造で、スクーターごと転がり落ちそうになります。市役所の設計・工事担当者を呼び付けて実際にスクータの取り回しをさせてみる必要があります。もっとも当人達は逗子市役所に通勤している身分なので、この危険な駐輪場を使ってはいないものと思われます。
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