アップルマッキントッシュのG5を購入しました。ズバッとカラクチで評価すると、相変わらず遅いですマッキントッシュは。

値段に見合っただけの「馬力」はありますけれど、アプリケーションを走らせた時の処理能力、やっとこさ「USB2」になったと称するUSB経由でのデータの取り込みなど、すべてにおいてトロトロと遅い。

ちなみに私、20年近く前のSE、Plusの頃からマッキントッシュを歴代に渡って使っています。最新機種のG5デュアル仕様になっても、これほど動きがトロイままであるというのも驚きです。

さすがはマック、個性が光ります。「世界最速のパソコン」というウタイ文句、あれ、真っ赤な嘘です。

「OSXになってからは、一つのアプリケーションが不適切に終了してしまっても他のアプリケーションを巻き添えにすることなくファインダーに戻れる」とはやし立てていますけれど、これも嘘です。Adobe Golive7.0.2をOSX10.3.5で使っているとバシバシと固まって落ちます。こうなると、強制終了もできなくなってしまうので、仕方なく電源をひっこ抜く以外に手はありません。

アプリケーション間でのコピー・ペーストでグチャグチャに文字化けする場合があります。テキストエディットを仲介させることによって騙しながら使って乗り切ります。複数のエンコーディング方式に対応できていないようなので、これは日本語を扱うコンピューターとしては失格です。

「そんなの、全部お前の作業環境のせいだろう」と言われてしまえば、それまでなんだけど、とっても不便であることだけは確かです。マッキントッシュは「the computer for the rest of us:専門家でなくても、だれもが使えるコンピューター」という理念に基づいたパソコンとして開発されてきた製品であるだけに、やれ「こうすれば使えるようになる回避策があります」みたいなことではお約束が違います。サクッと使えなければダメ。

もっとも、それでも全体的には使い勝手が良いし、使い慣れてもいるので、マッキントッシュ、手放せませんけれど。

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